[2020年6月]旅行取扱額が92.9%減少

観光庁は、8月14日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報を公表した(リンクはこちら)。結果としては、海外旅行、訪日外国人旅行、国内旅行のそれぞれで、旅行取扱額は前年同月比で98.8%減少、99.0%減少、87.9%減少した。全体として、取扱額は92.9%減少した。

詳細なデータは次の通り。

出典:観光庁

上記の通り、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止が結果に大きく影響した。しかし5月25日には緊急事態宣言が解除され、6月19日には都道府県をまたぐ移動が全国的に緩和された。これにより、国内旅行は、前月の96.6%減少よりも一定程度回復した。

7月には、国内旅行の需要喚起策として「Go To トラベル」事業が開始された。この事業は国内旅行に良い結果をもたらすと予想される。次回の統計結果に期待したい。

  • コメント: 0

関連記事

  1. [2024年2月]訪日外国人数278万人、2月として過去最高

  2. [2020年12月]日本人の宿泊者数・客室稼働率が共に悪化

  3. [2020年11月]訪日外国人数が56,700人に倍増

  4. [2020年10月]訪日外国人数が27,000人超え

  5. [2021年4月]訪日外国人数が大幅増加

  6. [令和3年12月]訪日外国人旅行の取扱額が41.2%増加

  7. [人気ツアー]グランプリ受賞はこちら

  8. [2022年9月]訪日外国人数、コロナ以降初めて20万人超

  9. [観光庁]延べ宿泊者数76.8%減少。客室稼働率16.6%

  10. [2023年1月]訪日外国人数、単月で140万人超え

  11. [2021年5月]訪日外国人数が大幅増加

  12. 旅館/ホテルの予約経路はどこが最大か

  13. 2019年のゴールデンウィークが旅行取扱額に与えた影響

  14. 日本人は余暇をどう過ごしているのか

  15. [2019年夏休み]人気旅行先ランキング(国内)

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。