観光庁では、訪日外国人旅行者がストレスなく快適に観光を満喫できる環境整備の現状と課題を明らかにし施策に反映させるため、外国人旅行者が訪日旅行中に困ったことを継続的に調査している。以下では、その調査結果を紹介する。
▼リリース内容はこちら
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000322.html
<調査期間> 令和元年9月~12月
<回答件数> 4,006件
<調査場所> 成田国際空港・東京国際空港・関西国際空港・新千歳空港・福岡空港
<調査内容> 訪日外国人旅行者を対象に、訪問地毎に旅行中困ったこと等のアンケートを実施
困ったこと上位5位は次の通り。
Contents
■5位 無料公衆無線LAN環境
■4位 多言語表示の少なさ・わかりにくさ(観光案内板・地図等)
▼旅館/ホテル様限定、高品質/格安の翻訳サービス
http://japan-planners.com/%e7%bf%bb%e8%a8%b3%e4%ba%8b%e6%a5%ad/
■3位 公共交通の利用
■2位 施設等のスタッフとのコミュニケーションが取れない
■1位 ゴミ箱の少なさ
概略としては、「困ったことはなかった」の割合が38.6%でトップだった。各項目別でも全般的に「困った」割合が減少した。 今年度新たに調査項目に追加した「ゴミ箱の少なさ」が、23.4%と旅行中困ったことの第1位となった。個別項目では従前から困った割合が高かった「施設等のスタッフとのコミュニケーション」は前年比3.6%減、「無料公衆無線 LAN 環境」は同 7.7%減となった。
観光庁は、引き続き外国人旅行者受入環境の整備促進に取り組んでいくと述べているので、期待したい。
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