日本政府観光局(JNTO)は、2023年9月の訪日外客数(訪日外国人数)の推計値を発表した。
▼リリース内容はこちら
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/20231115_monthly.pdf
発表によると、2023年10月の訪日外国人数は251万6,500人で、前年同月比404.7%増だった。約5倍になった。コロナ後で初めて、コロナ前の単月の数値を超えた。前月から増加し、前月に続き単月で200万人を超えた。年間2000万人突破まであと10万人強となり、年間2500万人突破も見えた。
要因としては、シンガポールをはじめとした東南アジア、また米国やドイツなどを含む欧米豪地域等において訪⽇外客数が増加したことだ。
訪日外国人数の国籍別ランキングのトップ3は次の通り。
1位 韓国 63万1,100人
2位 台湾 42万4,800人
3位 中国 25万6,300人
トップ3の顔ぶれは前月と同じだった。
※JNTOによる訪日外国人数とは、日本を訪れた外国人旅行者の数を指す。具体的には下記の算出式から算出される。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外客数に含まれる。乗員上陸数(航空機・船舶の乗務員)は訪日外国人数に含まれない。
訪日外国人数=(国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者)-(日本を主たる居住国とする永住者等の外国人)+(外国人一時上陸客等)
この記事へのコメントはありません。