日本政府観光局(JNTO)は、2024年9月の訪日外客数(訪日外国人数)の推計値を発表した(リリース内容はここをクリック)。
発表によると、訪日外国人数は287万2,200人で、前年同月比31.5%増で、約1.3倍になった。8ヶ月連続で同月の過去最高を記録した。今年に入ってからの訪日外国人数の合計は2,600万人を超えた。このペースなら年間の合計は、コロナ禍前の数値を超える可能性が高い。
増加の要因としては、中国、マレーシア、米国などからの訪問が前年同月比で増加したことと見られる。
訪日外国人数の国籍別ランキングのトップ3は次の通り。
1位 韓国 65万6,700人
2位 中国 65万2,300人
3位 台湾 47万600人
トップ3の顔ぶれとしては、韓国が中国を抜いた。
※JNTOによる訪日外国人数とは、日本を訪れた外国人旅行者の数を指す。具体的には下記の算出式から算出される。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外客数に含まれる。乗員上陸数(航空機・船舶の乗務員)は訪日外国人数に含まれない。
訪日外国人数=(国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者)-(日本を主たる居住国とする永住者等の外国人)+(外国人一時上陸客等)
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