日本旅行業協会が、会社の経営者や旅行担当者等を対象に、夏休みの人気旅行先についてアンケート調査を実施した。調査の結果は海外旅行と国内旅行とに分けて公開されたが、この記事では後者のみを紹介する。結果は下記の通り(詳細はこちら)。
●1位 北海道
日本の夏は蒸し暑い。それを避けるために北海道が人気である。例えば札幌市の夏の平均気温は約20度である。東京と比較すると、北海道は過ごしやすい。JetstarやVanillaなどのLCCによって、北海道までの航空券が安くなっていることも理由である。
●2位 沖縄
夏といえば海を思い浮かべる人もいると思うが、海といえば沖縄である。白い砂浜と青い海を見れば、開放的な気分になれること間違いなしである。
2019年の沖縄旅行には特徴がある。それは、沖縄本島ではなく隣の島々への滞在が人気なことである。その理由は、2019年3月30日に宮古諸島に「みやこ下地島空港ターミナル」がオープンしたことである。このターミナルは、宮古島本島の隣の下地島に位置し、宮古島とは陸路でつながっている。このため、移動が簡単である。
●3位 東京(東京ディズニーリゾートを含む)
日本の空の最大の玄関口である羽田空港を有する東京が3位にランクインした。子どもの夏休みがあるので、東京ディズニーリゾート等のテーマパークに行く人が多いようだ。
●4位 大阪
東京と似ているが、子どもの夏休みにUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行く人が多いようである。
●5位 九州
自然体験を目的として九州を訪れる人が多いようだ。例えば、屋久島、阿蘇山、ウミガメ産卵観察といった自然体験が可能である。
以上、ランキングを紹介した。日本には夏休みの思い出を作るのに最適な観光地が多いので、この機会に旅行して、時間を満喫してもらいたい。
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