観光庁は、8月14日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報を公表した(リンクはこちら)。結果としては、海外旅行、訪日外国人旅行、国内旅行のそれぞれで、旅行取扱額は前年同月比で98.8%減少、99.0%減少、87.9%減少した。全体として、取扱額は92.9%減少した。
詳細なデータは次の通り。
上記の通り、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止が結果に大きく影響した。しかし5月25日には緊急事態宣言が解除され、6月19日には都道府県をまたぐ移動が全国的に緩和された。これにより、国内旅行は、前月の96.6%減少よりも一定程度回復した。
7月には、国内旅行の需要喚起策として「Go To トラベル」事業が開始された。この事業は国内旅行に良い結果をもたらすと予想される。次回の統計結果に期待したい。
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