観光庁は12月18日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (令和2年10月分)を発表した(リンクはこちら)。それによると、総取扱額は海外旅行、外国人旅行、国内旅行各部門で前年同月と比べ大幅に減少した。詳細は次の通り。
国内旅行については、Go To トラベルに東京都が追加された効果もあり、上記画像の通り前年同月比61.3%と大幅に回復した。先月の取扱額は、前年同月比37.2%であった。
しかし今後の見通しは不透明だ。新型コロナウイルスの感染再拡大で、Go To トラベルは12月28日から1月11日まで全国的に一時停止する。これに伴い、国内旅行のキャンセルが相次いでおり、現場は混乱している。
観光業には厳しい冬が訪れている。Go To トラベル以外での経営的な支援が必要であろう。
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