観光庁5月21日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年3月分)を発表した(リンクはこちら)。それによると下記の画像の通り、総取扱額は前年同月比で122.5%である。前年同月よりも増加した。
内訳を見ると、海外旅行と外国人旅行は前年同月比で減少した。しかし国内旅行が前年同月比で163.3%と大幅に増加したため、全体としては増加した。
前年同月といえば、経済に対する新型コロナウイルスの影響が大きく出始めた時期でもある。2021年3月の国内旅行の取扱額が1年前と比べて回復しているというニュースは喜ばしい。
しかし、国境をまたぐ旅行は未だに制限されている。そのことは、海外旅行と外国人旅行の取扱額が悪化していることに現れている。
旅行業界は全体としては着実に回復しているため、現状のペースが続くことを期待する。
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