日本政府観光局(JNTO)は、2021年4月の訪日外国人数を発表した(リンクはこちら)。発表内容は次の通り。
上記によると、訪日外国人数は10,900人で、前年同月比で273.7%という大幅な増加である。ただし、前年同月は経済に対する新型コロナウイルスの影響が強く出た時期でもある。このため前年同月比での大幅上昇は当然とも言える。
今月の10,900人という数は、前月の12,300人よりも少ない。これは、新規入国の一時停止や検疫の強化が影響した結果である。今後は、国内のワクチン接種の進行度合いにも影響されるだろう。
東京、大阪、沖縄等の地域には緊急事態宣言が発出されている。このため、正常な経済活動は出来ていない。今年7月には東京オリンピック・パラリンピックが予定されているものの、開催には賛否両論ある。
経済活動と感染拡大抑止とのバランスが引き続き求められる。
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