日本政府観光局(JNTO)は、2021年6月の訪日外国人数を発表した(リンクはこちら)
発表内容によると、6月の訪日外国人数は9,300人で、前年同月比で262.6%という大幅な増加である。とはいえ前年同月は、新型コロナウイルスの拡大を抑制するために入国を強く引き締めた時期でもある。そのため、前年同月比での上昇は予期した通りである。
前月の訪日外国人数が10,000人であったため、今月は前月と状況がほぼ変わっていないと見てよいだろう。
現在、東京都と沖縄県では緊急事態宣言が発令されている。解除されるのは8月22日の予定であるため、新型コロナウイルスへの警戒はまだ当面続くと見られる。
同時に、東京五輪が開催されている。数万人の選手と大会関係者が海外から訪れるため、十分な感染対策が求められる。
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