[2021年6月]訪日外国人旅行の取扱額が大幅増加

観光庁は8月6日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年6月分)を発表した(リンクはこちら)。詳細は次の通り。

海外旅行、(訪日)外国人旅行、国内旅行の全てにおいて、取扱額は前年同月を上回った。特に伸びが目立ったのは外国人旅行で、前年同月比で883%であった。

とはいえ、前年同月は、新型コロナウイルスの流行が騒がれている最中であったため、前年同月比での大幅上昇は当然とも言える。新型コロナウイルスが流行する前と比べた前々年同月比では、取扱額は3.0%に過ぎない。

国内旅行の取扱額は156.6%であり、順調に伸びている。国内旅行の取扱額は全体に占める割合が大きいだけに、旅行業界が回復するかどうかは国内旅行にかかっている。

引き続き、経済と感染抑止の両立が求められる。

  • コメント: 0

関連記事

  1. [2023年10月]訪日外国人数251万人、2019年同月超え

  2. [2021年通年]訪日外国人数は前年比94%減

  3. [2022年10月]訪日外国人数、前月の2.5倍に

  4. [令和3年12月]訪日外国人旅行の取扱額が41.2%増加

  5. [2020年10月]国内旅行の取扱額が大幅に回復

  6. [2024年1月]訪日外国人数268万人、コロナ禍前と同水準

  7. 2018年の宿泊業での給与は伸びたのか

  8. [2020年11月]宿泊者数・客室稼働率が共に回復傾向

  9. [2020年9月]国内旅行の取扱額が回復傾向

  10. [2020年9月]訪日外国人数が1万人を回復

  11. [2021年1月]国内旅行の取扱額が再び悪化

  12. [2020年7月]旅行取扱額が87.4%減少

  13. [2021年4月]国内旅行の取扱額が大幅増加

  14. [2022年9月]訪日外国人数、コロナ以降初めて20万人超

  15. 沖縄とハワイは何が違うのか

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。