日本政府観光局(JNTO)は、2021年11月の訪日外国人数を発表した。
▼リリース内容はこちら
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_visitor_arrivals.pdf
発表によると、2021年10月の訪日外国人数は20,700人で、前年同月比で-63.5%と大幅に減少した。感染状況の改善により、日本では外国人の入国制限が一時的に緩和されたものの、オミクロン株の流行により水際対策が再び強化された。
訪日外国人の国籍別ランキングは、多い順に中国(3,200人)、韓国(2,000人)、ベトナム(1,800人)だった。
新型コロナウイルスが流行する前の2019年10月の訪日外国人数が249万人余りであったことを考えれば、依然として訪日外国人数は回復していない。
新型コロナウイルスとの戦いはしばらく続きそうだ。
※JNTOによる訪日外国人数とは、日本を訪れた外国人旅行者の数を指す。具体的には下記の算出式から算出される。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外客数に含まれる。乗員上陸数(航空機・船舶の乗務員)は訪日外国人数に含まれない。
訪日外国人数=(国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者)ー(日本を主たる居住国とする永住者等の外国人)+(外国人一時上陸客等)
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