日本観光振興協会の観光予報プラットフォーム推進チームは、2019年11月下旬の週末(22日~23日)の観光予報を発表した(資料はこちら)。
結果としては、次の図のとおり札幌市と大阪市では非常に混雑すると予測されるものの、他の都市では比較的空いているようだ。
観測された都市のうち小樽市、日光市、福岡市、宮崎市では対前年比100%を超えたものの、その他では100%を下回った。特に、金沢市と那覇市は、対前年比がそれぞれ39.9%と39.4%で、減少幅が大きい。要因は多々あると思うが、金沢市の減少の理由は北陸新幹線の浸水被害であろう。那覇市の減少の理由は、韓国との関係悪化による旅行客の減少と、首里城の火災であろう。
2019年は、観光を鈍らせる出来事が起こっている。自然災害はやむを得ないとしても、政治的な問題は早期に決着をつけてもらいたいものである。
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