観光庁は11月13日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報(令和2年9月分)を発表した(リンクはこちら)。新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期及び中止により、総取扱額は前年同月と比べて大幅に減少した。結果は次の通り。
結果を詳細に説明すると、海外旅行の取扱額は前年同月と比べて1.7%であった。先月とほぼ同じである。次の外国人旅行のそれは前年同月と比べて2.3%であった。先月よりも悪化した。
しかし国内旅行については、Go To トラベルキャンペーンの効果が一層現れたため、前年同月と比べて37.2%だった。先月の、前年同月比23.7%よりも大幅に回復した。
現時点では、「Go To トラベル」キャンペーンは2021年1月に終了する予定である。しかし赤羽国交相は、「GoToトラベル」キャンペーンについて「地方の経済の状況を見ますと、延長したいというふうに思っています」と発言した。一部では、来年の春の大型連休まで延長されるとの見方もある。 新型コロナウイルスの感染は拡大しているものの、景気の底上げも必要であろう。完全な両立は難しいが、国民の理解を得ながら進めてもらいたい。
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