観光庁は4月9日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年2月分)を発表した(リンクはこちら)。それによると、総取扱額は海外旅行、外国人旅行、国内旅行各部門で前年同月と比べ大幅に減少した。詳細は次の通り。
先月に国内旅行の取扱額は悪化し、前年同月比で20.0%であった。それに対し今月の国内旅行の取扱額は多少回復し、23.4%であった。海外旅行と外国人旅行と国内旅行の合計で見ても、先月は前年同月比で12.6%であったのに対し、今月は14.1%と多少回復した。
とはいえ、旅行業界を取り巻く環境が厳しいことに変わりはない。緊急事態宣言が大都市圏で再び発令される見込みであるため、ゴールデンウィークや夏休みの旅行需要は期待できない。当然、Go To トラベル事業の再開は当面無いだろう。
一刻も早く事態が収束することを期待する。
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