観光庁7月9日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年5月分)を発表した(リンクはこちら)。詳細は次の通り。
取扱額の合計値は前年同月比で384.1%となり、大幅な増加となった。前年同月は経済に対する新型コロナウイルスの影響が大きく出た時期であるため、前年同月比で大幅増加となったのは当然とも言える。事実、取扱額の合計値は、上記画像の通り前々年同月比でたったの9.8%だ。
合計値の大幅増加に貢献したのは、先月に引き続き国内旅行だ。全体の約9割を構成している。
他に注目すべきは、外国人旅行(インバウンド)が前年同月比で931.6%の大幅増加をしたことだ。少しずつではあるが、外国人旅行は回復している。
国内でのワクチン接種が進行中だが、感染者数は増加傾向にある。水際対策を十分に取ることが求められる。
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