日本政策金融公庫が、宿泊業向けのツール3つを提供している。具体的には次の通り(URLはこちら)。
・外国人客おもてなしガイドブック
・指差しコミュニケーションツール
・お客様へのご案内ツール
これらのツールには、宿泊業者が訪日外国人に対して接客するときの注意事項や、接客する際の補助ツール等が記載されている。非常に多くの情報が記載されているためここでは全てを紹介できないが、代表的なものを以下で紹介する。
1.外国人客おもてなしガイドブック
次のような注意事項が列挙されている。
・一番大切なのは「おもてなしの心」
・アレルギーなどで食べられないものや、宗教上の理由で食べてはいけないものをチェックする
・売り物の商品を開けてしまうお客様もいるので、サンプル品を置いておく
・宗教的に好まれないことがあるので、お客様の子どもの頭を撫でるのは禁止
・ピースサインは相手への侮辱や揶揄を意味することがあるので禁止
2.指差しコミュニケーションツール
・次のようなシートを見せながら、予約確認や食べられない食材の確認等を行う。
3.お客様へのご案内ツール
・次のようなシートを見せながら、温泉の入り方や、非常時の避難方法等を説明する。
訪日外国人の数は年々増加しているため、それに対応するために従業員教育は急務である。以上のように、日本政策金融公庫は役に立つ情報を無償で提供しているので、有効活用されてはいかがだろうか。
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