観光庁は2020年9月11日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報(7月分)を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続いているために、総取扱額は海外旅行、外国人旅行、国内旅行の各部門で大幅に減少した。結果は次の通り。
上記の通り、取扱額の合計は前年同月比で12.6%(87.4%減少)となった。とはいえ国内旅行は21.6%(79.4%減少)だ。減少幅は前月の87.9%減少よりも縮小した。国内旅行は徐々に回復している。
国内旅行の需要を後押しする政策として、「Go To トラベル」事業が続けられている。現状では東京発着の旅行は除外されているが、来月から追加される予定だ。東京発着の旅行が追加されれば、都民による都外への旅行者が増えると見られている。旅行需要の起爆剤となることを期待する。
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