日本政府観光局(JNTO)は2020年8月の訪日外国人数を発表した(リンクはこちら)。それによると、その月の訪日外国人数は13,700人で、2020年3月以来初めて1万人を超えた。結果は次の通り。
訪日外国人数は緩やかに増えているとはいえ、前年同月比で99.4%減少であった。
国籍別ではベトナムが一番多かった。この理由は主に次の2つであろう。
・ベトナムでの新規感染者が比較的落ち着いていること
・日本とベトナムとの間でビジネス関係での往来が許可されていること
訪日外国人数は、日本だけでなく外国も入国を緩和しなければ増加しない。日本だけの努力ではどうにもならないのだ。しかし新型コロナウイルスの感染者は欧州では増加の一途をたどっている。訪日外国人数の回復は全く期待できない。
インバウンド業界はこれからも辛抱が必要だろう。
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