観光庁は8月6日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年6月分)を発表した(リンクはこちら)。詳細は次の通り。
海外旅行、(訪日)外国人旅行、国内旅行の全てにおいて、取扱額は前年同月を上回った。特に伸びが目立ったのは外国人旅行で、前年同月比で883%であった。
とはいえ、前年同月は、新型コロナウイルスの流行が騒がれている最中であったため、前年同月比での大幅上昇は当然とも言える。新型コロナウイルスが流行する前と比べた前々年同月比では、取扱額は3.0%に過ぎない。
国内旅行の取扱額は156.6%であり、順調に伸びている。国内旅行の取扱額は全体に占める割合が大きいだけに、旅行業界が回復するかどうかは国内旅行にかかっている。
引き続き、経済と感染抑止の両立が求められる。
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