観光庁は10月8日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年8月分)を発表した。
▼リリース内容はこちら
https://www.mlit.go.jp/common/001426971.pdf
詳細は次の通り。
上記の通り、海外旅行、(訪日)外国人旅行、国内旅行の全てにおいて、取扱額は前年同月を上回った。
前月に続き、伸びが目立ったのは外国人旅行だ。先月の取扱額は前年同月比で2883.2%であった。今月はそれには及ばなかったものの前年同月比で732.0%だ。要因としては、8月8日まで行われた東京オリンピック・パラリンピックが挙げられる。
国内では、新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制・公衆衛生体制が改善してきたことから、9月末をもって全ての都道府県で緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除された。これに伴い、移動制限が緩和されることが予想される。
経済活動の再開と感染拡大の防止とのバランスをどのようにとるかが注目される。
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